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<ナイス本>やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力

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管理職初心者は必読かも

早速ですが、この本ね↓

これいい本じゃん。と思った。29歳で社長になってあれこれ苦労して試してカイシャ良くしました。って話なんだけど、これがまた地を這った体験談で、ドラマティックな内容も楽しめる事はもちろん、ケーススタディ集にもなって実際の仕事で教科書としても使えるような気がする。ダブルで楽しめてしまうのだ。

よくあるビジネス本との違い

ビジネス本ってけっこう売れるらしい。「30代でやっておくべきこと」とか、「リーダーの心得」とか、そういう意識高い系机上のメソッド羅列系本、手に取った事はあるものの、具体例に乏しいせいか、頭に入って来ず読破できない。

この本は筆者が実際に部長やら社長やらになり、トライ&エラーしてみた、それを軌道修正してうまくいった等々、実際にやってみたことを、簡潔にわかり易くことばにして表現している。

リーダー初心者にも、リーダー経験者にもお勧めしたい

さて、わてくし、海外管理職2回目。文中には、そうそう!そういうの自然とやってた!と共感できる事から、なるほどね、やってみようと言うネタが盛りだくさん。

1回目の時は、小学校の頃からリーダーとかやらないタイプ、自己中、周りを巻き込めない、協力を求めない感じで育ってきた若者が、いきなり社歴も年齢も知識も現地社員より低い上にタイトルと給料だけ断然高い(これ往々にして経験するでしょう)、という状況。チーム担当で部下5人だったけど、他人に仕事頼むようになれて、進捗管理するのが精いっぱいってところだった。それなりにトライ&エラーしたとは思うけど。

今回はあっという間に社会人11年目。僻地で日本人1人 vs バングラ人24人。幸い、いや悲しい事に人間は老います。オフィスでは自分が最もおっさんの部類。そこそこやり易い環境ではあるから、この本を参考にさせてもらいつつ、色々試してみようと思う次第。自分のとんこつベースはキープしつつな。

筆者のべしゃり聞きに行きたかったな~。転勤後にヒルズの上でセミナーみたいなのがあったんだよ。非常に残念。

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