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栗林隆展 下山芸術の森発電所美術館

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まずは入善にこんな美術館があったんだ!という話

1995年にできたっていうから、もう四半世紀も経っているわけなんだけど、発電所美術館ってのがあって、これは自分は知らず、今回北陸に遊び来たオモコーとはとぽっぴーが行きたいというのでついて行った結果知ることとなった↓

元々は水力発電所で、それが今美術館になっていると。恐らくコレクションとかはない?巨大なインスタレーションなんかを定期的に入れ替えてやっているようなところなんだと思う↓

これが今回の作品↓

所々に歴史や水力発電所だったんだなという跡が↓

美術館でサウナ その名も ”元気炉”

元気炉だけどよう見ると原子炉をモチーフとした形↓

震災から間もなく10年、ネガティブな印象しかない原子炉をモチーフとしたこれ、実は中がスチームサウナになっていて、人間が入って元気になって出てくるという、なんともポジティブなコンセプト。

毎日はやっていないみたい(基本日曜日らしい)だけど、薪焚いてブンブンスチーム沸かせてハーブぶっこんですごいよ↓

作家さんからそのハーブティー?黒いお湯?を振舞って頂きました。ありがとうございます↓

最初行った日はサウナ入るとか事前情報知らずに行ったから、全く以てサウナの装備で行っていなかったんですよ。なので翌日リベンジ。サウナの装備で再訪↓

更衣室はあり↓

中は最大で8人座れる構造になっていて(コロナでMAX4人に制限中)、床を外すと水風呂があって、”自分が制御棒になれる”という仕掛けがある。それとは別に他の水風呂も↓

これがですね、ハーブガンガン、ものっすごいスチームで、今年入ったサウナの中ではトップレベルに気持ち良かった。しかも美術館で裸(水着)になってサウナなんて、ものすごいあり得ない体験。アートっぽいところはと言うと、サウナが気持ちいいわけだから

「うわすごい気持ちいい。」

というポジティブな発言をきっかけに発生する関係性の芸術、リレーショナルアート的な感じ?サウナ道とかうんちく発言しない限り、富山住んでるんですか?とか地元民、旅行者、その他関係者の人々との面白い対話が発生することでしょう。んでこの身体から出てる湯気わかるかな?

元気炉で元気になりました。

んでもってまた黒いお湯↓

黒いお湯を介して作家さんや周りの人々と対話。これはあれか?MOMAでパッタイとかタイカレー振舞ったリクリット・ティラバーニャ的な?

というわけで、今年行った”展”の中では最もインパクトに残る体験ができました。2位は内藤礼かな。

サウナやっているか否かは事前に調べて行きましょう。作家さんも入ったら全然違うでしょ?と言っていたので入るべし。水着持参で。最悪現地に腰巻程度は用意してある。

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